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Date:  Mon, 30 Oct 95 22:08:50 JST
From:  kisui@ctrl.titech.ac.jp (Shinya KISUI)
Subject:  Re: about GA-Tool 
To:  MaTX@mei.titech.ac.jp (MaTX ML)
Posted:  Mon, 30 Oct 95 22:08:46 JST
X-Mail-Count: 00059


亀水@東工大です。

<9510301148.AA27798@ryugu-gw.mei.titech.ac.jp>の記事において
Masanobuさんは書きました。

>> 古賀@東工大です。
>> 
>> GAで何ができるのか,どんなことに使えるのか,
>> 例を示してもらえないでしょうか?
>> そうすれば,興味を持つ人がいると思います。

はい、そうですね。

 GA (ここでは '単純GA')は 'Genetic Algorithm' の略であり、
多変数の最適化に適した(とされている)最適化アルゴリズムです。

特徴としては、
○	変数の領域を”確率的に”全域探索する。
○	評価基準が”不連続”でもかまわない。
などが挙げられます。

#	全域をくまなく探索すると時間がかかるため、
#	「よさそうなところ」を選んで集中的に探索
#	するわけです。
#	  そのときに、複数の探索点を配置して、個々
#	の探索点について評価し、次の探索点を確率的
#	に決定します。そのために、評価関数が不連続
#	でも適用が可能です。

この GA を用いて昨年度行なったのは、 

○	プラントの線形モデルの共振周波数を
	非線形モデル(ないしは実プラント)と
	一致させる、モデルの最適化
	
○	閉ループ系の周波数特性を自分の望む
	形状に自動調整するH∞制御 ( 重み関数の調整 )

○	閉ループ系の過渡応答を自分の望む
	形状に自動調整するH∞制御 ( 重み関数の調整 )

などです。特に後の2つを重点的に行ないました。

これらは、H∞制御において従来は設計者が調整していた
重み関数に適当な評価基準を与えることで自動的に調整を
行なったものです。GAを使う理由としては多入出力への
適用を考えたためです。

将来的には、これら(H∞)のルーチンは MaTX にパッケージと
して残したいと思っています。


>> 亀水> お伺いしたいのは「ツールを作った場合どういう
>> 亀水> 風に配ればいいのか」ということです。
>> 
>> 大きさにも依りますが,このメーリングリストに流してもらえば,
>> OKだと思います。作者(亀水君)の了承を得て,MaTXのFTPディレク
>> トリで公開したいと思います。

有難うございます。なるべく、こまめに使いやすくなるようにバージョン
アップしたいと思います。

# 修論が終わらないと無理かなぁ・・・・・・


それでは。

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東京工業大学 理工学研究科 制御工学専攻 修士2年

			北川研究室所属

		亀水 伸哉 ( Shin-ya Kisui ) 

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