バージョンアップ情報

5.0.9 (2000年3月18日) 複素数型の関数を定義すると,

"func(Undefine)", Redeclaration of function (Class)

というエラーが発生するバグを修正した。これは, ダイナミックリンク導入準備で混入したバグであり, ver. 5.0.7 と ver. 5.0.8 に存在する。
5.0.8 (2000年3月15日) Windowsで,mgplotが環境変数MATXGNUPLOTを参照する代りに gnuplotを呼び出すためのラッパーpgnuplotが環境変数 MATXGNUPLOTを参照するように変更した。 以下のファイルを修正版に置き換えてください。

MaTX/bin/pgnuplot.exe
MaTX/inputs/graph/mgplot.mm
5.0.7 (2000年3月14日) 相関係数を求める関数corrcoef_col()とcorrcoef_row() が正しい結果を返すよう修正した。 以下のファイルを修正版に置き換えてください。

(Windows用)
MaTX/inputs/matrix/corrcoef.mm
MaTX/inputs/ja/matrix/corrcoef.mm

(Unix用)
MaTX/inputs/matrix/corrcoef.mm
MaTX/inputs/ja/matrix/corrcoef.mm

標準偏差を求める関数 std(), std_col(), std_row() について,データの個数 N ではなく,N-1 で平均偏差の和を 割るよう修正した。標本分散から不偏分散に変更した。
5.0.6 (2000年2月19日) ヘッダファイルのディレクトリを指定するオプション -MM をWindows版で指定したとき,ロングファイル名 からショートファイル名への変換が正しくできない 場合があったので修正した。

大きな行列などを作成しようとしてメモリが足り 無い場合でも,プログラムを終了せず,エラー リカバリーするようになった。
5.0.5 (2000年1月28日) ファイルを削除する関数 remove() とファイルの名前を 変更する関数 rename() を追加した。 ディレクトリを作成する関数 mkdir(),ディレクトリを 削除する関数 rmdir() を追加し,ディレクトリを変更する コマンド chdir を関数 chdir() に変更した。 mgplot.mmのsystem("rm " + file)をremove()を使うよう 修正した。データファイルの削除が高速化されたはず?
5.0.4 (2000年1月25日) ユーティリティ関数の名前を統一するため組み込み関数の 内部関数の名前をmatx_name()からfunc_name()に変更した。
5.0.3 (2000年1月18日) (VC++版) Windows NT で一般ユーザがレジストリにアクセス できるようにするため,レジストリをオープンする際の lpClassをKEY_ALL_ACCESSからKEY_QUERY_VALUEに変更。
5.0.2 (2000年1月18日) DJGPP版の開発環境を DJGPP-2.02 に移行。
5.0.1 (2000年1月14日) Visual C++ 6.0に対応。matxとmatcのバージョンを統一。 バージョン番号を3桁で表すことにした。 Solaris版のパッケージのインストール時に大量の警告が 出る問題を解決。
5.0 (2000年1月6日) MaTX本の発売に合わせて,バージョンを5.0とした。