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read

【目的】
read - データの入力およびファイルからの読み込み
【形式】
read var1, ..., varn;
   リスト以外の任意の型 var1, ..., varn;
  

read var1, ..., varn <- file;
   任意の型 var1, ..., varn;
   String file;

  
read A << file;
   (Matrix|CoMatrix) A;
   String file;
【詳細】
read var1, ..., varn は,キーボードからリスト以外の任意の型の 変数 var1, ..., varn を入力する。

read var1, ..., varn <- file は,MX-データフォーマットのファイル file からデータを読み込み,変数 var1, ..., varn に代入する。 拡張子は通常 .mx を用いる。拡張子は省略可能である。 MX-データフォーマットのファイルにはシステム(CPUやOS)の情報も 同時に保存されるので,アーキテクチャの異なるシステムで保存された データでも読み込むことができる。

インタプリタの場合,read <- file のようにファイルだけを指定すると, ファイルに保存されている全てのデータが保存されたときと同じ名前の 変数に読み込まれる。

read A << file は,MAT-データフォーマットのファイル file から 実行列または複素行列のデータを読み込み,変数 A に代入する。

【例題】
>> read a, b, c, d <- "data.mx";
>> print c << "c.mat";
【参照】
print(2.161)


Masanobu KOGA 平成11年10月2日