当初,『科学技術計算のためのMaTX』というタイトルで企画されたが, 500ページを越える分量となったため,読者の利用目的を検討し2冊の 本として出版することとした。 1冊は,制御工学や数値解析の計算をMaTXで行いたい読者が 入門書として利用できるよう文法と例題を含めた 『制御・数値解析のためのMaTX』, もう1冊は,LinuxやWindowsで本格的にMaTXを用いて数値計算をしたい 読者がバイブルとして利用できるよう,文法と例題に加え, 全ての関数とコマンドのリファレンス,データフォーマットなどを含めた 『Linux・WindowsでできるMaTXによる数値計算』である。