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複素行列
複素行列の記述方法には，複素数を成分として記述する方法と
一対の実行列をコンマ ``,'' で区切って丸括弧
( と ) で囲む方法がある。
実部または虚部だけを指定し，もう一方に * を指定して
複素行列を記述することもできる。
CM3 = (M1,M2); // CM3 = M1 + M2*i; (M1,M2:実行列)
CM3 = (M1,*); // CM3 = M1 + Z(M1)*i; (M1:実行列)
CM3 = (*,M1); // CM3 = Z(M1)*i + M1; (M1:実行列)
複素行列の実部と虚部は，
関数Re()とIm()を用いてとり出すことができる。
M1 = Re((M1,M2)); // 実部行列 = Re(複素行列)
M2 = Im((M1,M2)); // 虚部行列 = Im(複素行列)
Masanobu KOGA
平成10年8月19日