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リストのそれぞれの成分は,丸括弧 ( と )
の間に指数とその成分のクラス名を書くことにより参照することができる。
(指数は1から始まることに注意すること)
x = {sqrt(3.0), ((1+2)*4,:), [1 2] + [3 4]};
a = x(1, Real); // a = 1.732
b = x(2, Complex); // b = (12,0)
a2 = {sqrt(3.0), ((1+2)*4,:)}(1, Real); // a2 = 1.732
b2 = {sqrt(3.0), ((1+2)*4,:)}(2, Complex); // b2 = (12,0)
丸括弧 ( と ) の間に指数を入れて
左辺に書くことによって,右辺の任意の値をリストの成分に代入することができる。
(指数は1から始まる。)
また,丸括弧 ( と ) の間に成分の範囲を指定して,
左辺に書くことによって,右辺のリストをその位置に代入することができる。
右辺のリストの長さは,指定された範囲の長さ以上でなければならない。
もし,右辺のリストの方が長い場合は,前の方の成分だけが左辺のリストに代入され,
残りの成分は捨てられる。
x = makelist(4);
x(1) = (3,4);
a = x(1, Complex); // a = (3,4)
x(2:3) = {sqrt(3.0), (5,6), [1 2] + [3 4], "Hello"};
// x = {(3,4), 1.732, (5,6), [4 6]}
Masanobu KOGA
平成10年8月19日