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プログラムの解釈,コンパイル時のエラーメッセージ

コンパイル時のエラーメッセージは,実際のプログラムのエラーを示す。 matcによるコンパイル時のメッセージは,次の書式で表示される。

"filename", in function(), for "variable(class)", message

"filename", in function(), line number, "sourcecode", message



matxによるプログラム解釈時のメッセージは,次の書式で表示される。


"filename", at or near line number, for "variable(class)", message

"filename", at or near line number, "sourcecode", message



上に示した一般的な名前および値は,エラーメッセージが出力されるときは, これらの名前は適切な実際の名前あるいは値に置き換えられる。

コンパイラmatcは,エラーを検出したソースファイル に対しては,Cファイルを生成しない。また,インタプリタmatxは, エラーがあるソースファイルに対しては,内部中間コードを生成しない。 このようなエラーが発生した場合,コンパイラやインタプリタは,エラーからの 回復を図り,可能であればソースファイルの処理を続け, エラーメッセージを表示する。エラーの数が多すぎる場合や 非常に重大なエラーがある場合は,コンパイラやインタプリタや処理を中止する。

エラーメッセージの行番号については注意が必要である。 コンパイラやインタプリタは検出した通りにメッセージを表示するだけである。 MATXではソースファイルの文の配置については強制の制限がないため, 実際にエラーの原因は示された行番号より前にあることがある。


 

Masanobu KOGA 平成10年8月19日