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loadコマンドの引数にmmファイルの名前を文字列として指定することによって
mmファイルを読み込むことができる。
拡張子を省略すると,拡張子はmmとなる。
コンマで区切ることにより,複数のmmファイルを同時に指定できる。
mmファイルは,
- 1.
- カレントディレクトリ
- 2.
- 環境変数MATXINPUTSで定義されているディレクトリ以下の全ての
ディレクトリ

- 3.
- デフォルトmmファイルディレクトリ以下の全てのディレクトリ
(コンパイル時に決定される)
の順番で探索される。
環境変数LANGにja,japanese,ja_JP.xxx
が設定されていて,各ディレクトリにjaというディレクトリが
存在すれば,そこが先に検索される。
何も指定しないと,カレントディレクトリにファイルMaTXRC.mm
が存在すれば,そのファイルが読み込まれる。
load "filename1.mm", "filename2.mm";
load;
load "/usr/local/tmp/file.mm"; // UNIXの絶対パス
load "c:/tmp/file.mm"; // DOS の絶対パス(1)
load "c:\\tmp\file.mm"; // DOS の絶対パス(2)
の絶対パスの区切り文字はスラッシュ /
でも
バックスラッシュ \
のどちらでもよい。
ただし,文字列中の \t
や \n
などは特殊文字として
解釈されるので,バックスラッシュ \
を重ねる必要がある。
Masanobu KOGA
平成10年8月19日