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基本的なプロット

もしYが横ベクトルなら, gplot(Y)(mgplot(win, Y))によってYの 成分とその成分の指数を対応させた線形プロットが作成される。 たとえば,ある実数の集合$\{0.$, .48, .84, 1., .91, .6, $.14\}$を プロットするには,その実数をベクトルの中に入れて gplot()(mgplot())関数を次のように実行する。



  Y = [0. .48 .84 1. .91 .6 .14];
  gplot(Array(Y));
  mgplot(1, Array(Y));


この結果,gnuplotが起動され,データが自動的にスケールされ ウィンドウ上に表示され,X軸とY軸が描かれる。

データが表示された後で,関数を使って, ラベル,タイトル,を変更したり,Postscriptコードに落して   TEXの文書に取り込んだりすることができる。 もしXYが同じ長さのベクトルなら, gplot(X,Y)(mgplot(win,X,Y))によってXの成分と Yの成分を対応させた線形プロットが作成される。

例えば,


  t = [0.0:0.05:4*PI];
  Ys = sin(t);
  Yc = cos(t);
  gplot(t, Ys);
  mgplot(2, t, Yc);


によって,時刻0.0から4*PIまでの正弦波と余弦波を描くことができる。



Masanobu KOGA 平成10年8月19日