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1つのグラフ上に複数の線をプロットする方法は2つある。
1つ目の方法は,関数xplot()にxplot(X,Y)
のように2個の引数を渡す方法である。ただし,XとYの行の長さは
同じでなければならない。XとYがベクトルか行列かに応じて以下の
ようにプロットされる線が異なる。
- もしYが行列でXがベクトルなら,xplot(X,Y)は,
ベクトルXに対してYの各行を対応させて異なった線種で線を描く。
- もしXが行列でYがベクトルなら,
xplot(X,Y)は,ベクトルYに対してXの各行を対応
させて異なった線種で線を描く。
- もしXとYの両方が行列なら,xplot(X,Y)は,
Yの各行に対してXの各行を対応させて異なった線種で線を描く。
- もしxplot(Y)のようにXが指定されなかったら,Yの
各成分とその成分の指数を対応させて異なった線種で線を描く。
1つのグラフ上に複数の線をプロットする2つ目の方法は,
関数xplot()に複数の引数を渡す方法である。
xplot(X1, Y1, X2, Y2, ..., X5, Y5);
変数X1, Y1, X2, Y2等は,行列の対である。
それぞれのx-y対が1つのグラフ上にプロットされる。
この方法を使えば,異なった長さの線を同一グラフ上にプロットすることができる。
Masanobu KOGA
平成10年8月19日