MaTX\TMD 実装の一般的利用法のメモ

Last modified: <1999/05/07>

本サイトでは、

を配布していますが、ユーザとして利用する場合には、実装 tmdXXXXX.{mm,h} (や汎用パッケージ) には手を加えないで利用できるように気をつけています。しかしもし実装 tmdXXXXX.{mm,h} (や汎用パッケージ) に手を加えないと元のモデルの利用がうまく出来ないようなことがありましたら、清田までご指摘いただけますようお願いいたします。
デモ(simXXXXX.mm)の matx インタプリタでの実行
> matx simXXXXX.mm -e main
または
> make
で実行できます。
デモ(simXXXXX.mm)の一括コンパイルと実行
simXXXXX.h 中で
//#define TMDXXXXX_DIVIDED_COMPILE
のようにコメントアウトされているのを確認します。そして、
> matc simXXXXX.mm hplot.mm halist.mm
でコンパイルして、(あるいは Makefile を利用して、
> make t
でもコンパイルすることができます。)
> ./simXXXXX
で実行します。
デモ(simXXXXX.mm)の分割コンパイルと実行
simXXXXX.h 中の
//#define TMDXXXXX_DIVIDED_COMPILE
のコメント(//)を外します。そして、
> matc -c simXXXXX.mm
> matc -c -DTMD_USER_H=\\\"simXXXXX.h\\\" tmdXXXXX.mm
> matc -c hplot.mm
> matc -c halist.mm
によって sim_tmdXXXXX.o と tmdXXXXX.o と hplot.o と halist.o を得て、これらを
> matc sim_tmdXXXXX.o tmdXXXXX.o hplot.o halist.o
のようにリンクして実行形式(simXXXXX)を得ます。(あるいは Makefile によって、
> make d
でもコンパイルすることができます。) あとは
> ./simXXXXX
で実行です。
デモ(simXXXXX.mm)におけるグラフの表示について。
デフォルトでは、シミュレーション終了後自動的に状態や入出力を mgplot() 関数等で表示します。これを抑制するには、
> matx -DNOPLOT sim_tmdXXXXX.mm -e main
や、
> matc -DNOPLOT sim_tmdXXXXX.mm
のようにします。

Copyright (c) 1999 Hiromitsu Kiyota <matx-tmd@matx.org>