ifft

【目的】

ifft - 逆高速フーリエ変換

【形式】

Y = ifft(X)                  Y = ifft(X,k)
   (CoMatrix|CoArray) Y;        (CoMatrix|CoArray) Y;
   (Matrix|Array) X;            (Matrix|Array) X;
                                Integer k;

【詳細】

ifft(X)は，2 のべき乗の長さのベクトル X について，基底が 2 の 逆高速フーリエ変換を計算する。ifft(X,k) は k 点の逆高速フーリエ 変換をする。X の長さが k より短いとき，ゼロが後ろに付け加えられ， X の長さが k より長いとき，k 番目以降が切り捨てられる。

【例題】

フーリエ変換した信号を ifft() で逆フーリエ変換すると，元の 信号に戻る。以下の例で，x2 は丸め誤差の範囲で x と一致する。

x = [5, 4, 8, -8, 2, 0, 0, 0];
X = fft(x);
x2 = ifft(X);

【参照】

ifft_row(2.97), ifft_col(2.96)