load;
load file1, file2, ..., filen;
String file1, file2, ..., filen;
【詳細】
load は,現在のディレクトリにあるファイル MaTX.mm を読み込む。
load file は,ファイル file を読み込む。ファイル名をカンマで
区切って,複数のファイルを同時に指定できる。拡張子 mm は省略
できる。コマンド load は,インタプリタのコマンドラインでしか
使用できない。
MM-ファイルは,
-
現在のディレクトリ
-
環境変数 MATXINPUTS に定義されたディレクトリ以下の全ての
ディレクトリ(コロンで区切って複数のディレクトリを指定できる。
Windowsでは,セミコロンで区切る。)
-
環境変数 MATXDIR で定義されるディレクトリ内の inputs
ディレクトリ以下の全てのディレクトリ
-
デフォルトMM-ファイルディレクトリ以下の全てのディレクトリ
(コンパイル時に決定される)
の順番で探索される。環境変数 LANG に ja,japanese,ja_JP
(ja_JP で始まる任意の文字列)が設定されていて,各ディレクトリ
に ja というディレクトリが存在すれば,そこが先に検索される。
読み込むファイルを load "/usr/local/tmp/file.mm"; のように
絶対パスで指定できる。
Windowsの絶対パスの区切り文字はスラッシュ / と逆スラッシュ \
の
どちらでもよい。
ただし,文字列中の \
t や \
n などは特殊文字として解釈されるので,
load "c:\\tmp\\file.mm";
のように逆スラッシュ \
を重ねる必要がある。
【例題】
>> load "afo.mm";
【参照】