switch

【目的】

switch - 選択

【形式】

switch (expr) {
  case int_1: statements_1;
              break;
  case int_2: statements_2;
              break;
  ......................
  case int_n: statements_n;
              break;
  default:    statements_0;
              break;
}
Integer expr;

【詳細】

switch 文は，ある式が複数の値の 1 つと一致するかテストし， それに応じて分岐する特別の多分岐判断機構である。 switch 文は，括弧内の整数式 expr を計算し，その値を全ての ラベル int_1 〜 int_n と比較する。各 case には，整数定数の式 でラベルをつける。あるラベルが expr と一致すれば，実行はその case から始められる。 default のラベルのついた case は，他の いずれの case も満足されないときに実行される。 break 文はスイッチ文から直接抜け出る手段である。C言語と同様に case は単にラベルとして働くから，1 つの case 文が終了したのち， 抜け出すための明示的な動作がなければ，実行は次の case へ移る。

【例題】

整数型の変数 num をチェックし，num が -1, 0, 1 のいずれかのとき，対応する case 文の文字列を表示し， これらの値のどれとも一致しないとき，default 文が実行される。

switch (num) {
  case -1: print "minus one\n";
           break;
  case  0: print "zero\n";
           break;
  case  1: print "plus one\n";
           break;
  default: print "other value\n";
           break;
}

【参照】

if(2.94), else(2.56), case(2.27), break(2.26)