オプション | 機 能 |
-mm | 各ファイルに対しCコンパイルを行わず |
cファイルを生成する | |
-c | 各ファイルに対しリンクを行わず |
oファイルを生成する | |
-v | バージョンとCコンパイラ呼び出し情報を表示する |
-o prog | 実行可能ファイルの名前を prog とする |
-static | スタティックリンクを行う* |
-nocpp | Cプリプロセッサによる処理を行なわない |
-nomm | mm以外の拡張子をもつファイルをコンパイルする |
-Darg | argをCプリプロセッサに渡す |
-Ncdddd | 内部バッファの大きさを ddddバイトとする |
-Npdddd | プログラムコードのサイズを ddddステップとする |
* | : このオプションはSunOS, Solarisでのみ有効。 |
MathematicaやMapleの出力コードのように1個の式がとても 長いとき,-Ncオプションで内部バッファのサイズを大きく, -Npオプションでプログラムコードのサイズを大きくする必要がある。 内部バッファのデフォルトのサイズは50000バイト (MS-DOS版は10000バイト), プログラムコードのデフォルトのサイズは50000ステップ (MS-DOS版は10000ステップ)である。
[例] 4つのソースファイルから実行可能型ファイルmainを作成する。
mmファイルから一旦Cファイルやオブジェクトファイルを生成し,コンパイル,
リンクする。
% emacs main.mm sub1.mm sub2.mm sub3.mm % matc -mm main.mm sub1.mm // main.c, sub1.c 生成 % matc -c sub2.mm sub3.mm // sub2.o sub3.o 生成 % matc -c main.c sub1.c // main.o sub1.o 生成 % matc main.o sub1.o sub2.o sub3.o % main