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Switch文

        switch文は,ある式が複数の値の1つと一致しているかどうかテストし, それに応じて分岐する特別の多分岐判断機構である。

  switch (exp) {
   case int_1: statements;
   case int_2: statements;
   ......................
   case int_n: statements;
   default: statements;
  }


switch文は,括弧内の整数式を計算し,その値を全てのcaseと比較する。 各caseには,整数定数の式で名札をつけなければならない。 あるcaseが式の値と一致すれば,実行はそのcaseで始められる。 defaultのラベルのついたcaseは, 他のいずれのcaseも満足されない時に実行される。

break文スイッチから直接抜け出る手段である。 caseは単に名札として働くから, 1つのcaseプログラムが終了したのち, 抜け出すための明示的な動作がなければ,実行は次のcaseへ移る。


Masanobu KOGA 平成10年8月19日