二項算術演算子は+, -, *, .*, /, ./, ¥, .¥, ^, .^
である。
+と-は同じ優先度を持つが,それは,同じ優先度の
*, .*, /, ./, ¥, .¥, ^, .^
よりも低い。
さらに,後者の優先度は単項演算子+, -, ‾, ', #
の優先度より低い。
算術演算子は左から右へまとめられて評価される。
表1は,全演算子の優先度と結合規則をまとめたものである。
*, /
は同じ優先度もち,2項の+
と-
よりも高い。
二項演算においてクラスレベルの低い方の値は,下記の規則にしたがって クラス変換される。演算結果はクラスレベルの高い方の値のクラスと 一致する。(ただし,スカラー倍と累乗を除く。) 配列の演算は,各成分毎に演算が行なわれ, 演算結果は,各成分の演算結果を成分とする配列になる。