next up previous contents
Next: fprintf Up: リファレンスマニュアル Previous: fopen

  
for

【目的】
for - 繰り返し
【形式】
for (expr1; expr2; expr3) {
    statements;
}
(Integer|Real) expr2;
任意の式 expr1, expr3;
【詳細】
文法的には for の 3 つの要素は式である。多くの場合,expr1 と exp3 は代入または関数呼び出しであり,expr2 は関係式または論理式 である。3 つのどの部分のどれを省略してもよいが,セミコロンは 省略してはならない。テスト部 expr2 が省略されたら,それは永久に 真とみなされる。したがって
    for (;;) {
        statements;
    }
は無限ループであり,脱出は,他の手段(例えば break や return)による ことになる。C言語のカンマ演算子に相当する演算子をもたないので, 複数個の式を直接 expr1 と expr3 に書けないが,リストを用いれば
    for ({i=1, j=1}; i<5 && j<5; {i++, j++}) {
        statements;
    }
のように expr1 と expr3 に複数個の式を書ける
【例題】
対角成分にその行番号と列番号の和を代入する。
A = Z(4);
for (i = 1; i <= Cols(A); i++) {
    for (j = 1; j <= Rows(A); j++) {
        if (i == j) {
            A(i,j) = i + j;
        }
    }
}
【参照】
while(2.245), do(2.52), break(2.26), continue(2.35)


Masanobu KOGA 平成11年10月2日