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Windows95/NTでmgplotを使う

      Windows95/NTのgnuplotはパイプに対応してないので,mgplotは コマンドをファイルに書き込み,そのファイル名を引数としてgnuplotを 起動する。mgplotgnuplotに渡した全てのコマンドを記録して いるが,グラフを描画する毎にgnuplotを起動し直さなければならない。 起動回数を減らすにはmgplot_hold()関数が役に立つ。この関数で ホールドされたウィンドウに対応するgnuplotは,ホールドが解除される まで起動されることはない。以下の例では,最終行でホールドが解除されて 初めて,gnuplotが起動される。

  w = [-PI:PI];
  mgplot_hold(1, 1);
  mgplot_subplot(1, 2, 1, 1);
  mgplot(1, w, sin(w));
  mgplot_subplot(1, 2, 1, 2);
  mgplot(1, w, cos(w));
  mgplot_hold(1, 0);



 
 
表 6.9: グラフィック関数9( gnuplot)
関数名 引数 機能
gplot_hold(on_off) Integer on_off on_off = 0: ホールドオフ
    on_off = 1: ホールドオン
mgplot_hold(win, on_off) Integer win on_off = 0: ホールドオフ
  Integer on_off on_off = 1: ホールドオン



Masanobu KOGA 平成10年8月19日