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成分の代入

左辺の行列の大きさが指定された指数より小さいとき,自動的に拡大され, 成分の代入が行われる。 ただし,自動拡大機能を繰り返し用いると処理時間が長くなり, メモリの使用効率も悪くなるので,あらかじめ必要な最大の大きさの行列 を定義してから,成分の代入を行う方が良い。 左辺の行列の指定された指数の大きさと右辺の行列の大きさは一致しなければな らない。 複素行列には実数と複素数を代入できるが,実行列には実数しか代入できない。 有理多項式行列には多項式と有理多項式を代入できるが,多項式行列には 多項式しか代入できない。
M1(1,1) = 1.0; (1,1)成分に代入する
M1(2) = 1.0; (1,2)成分に代入する
  (1,i)成分の指定する時,1を省略できる
CM1(1,1) = (1, 2); (1,1)成分に代入する
M(3:5) = M2; 3-5番目成分に代入する
M(1,:) = M2; 1行に代入する
M(:,2) = M2; 2列に代入する
M(3:) = M2; 3番目以降に代入する
M1(1:2,1:2) = M2; 1-2行,1-2列に代入する
M1(2:,3:) = M2; (2,3)が左上に一致するように代入する
M1(2,3:) = M2; (2,3)が左上に一致するように代入する
M1(2:,3) = M2; (2,3)が左上に一致するように代入する
M1(1,2:3) = M2; 1行,2-3列に代入する
M1(:,2:3) = M2; 2-3列に代入する
M1(2:3,1) = M2; 2-3行,1列に代入する
M1(2:3,:) = M2; 2-3行に代入する


Masanobu KOGA 平成10年8月19日