グラフィック関数 (gplot(), mgplot())使うと,
自動的にgnuplotが起動され,データがプロットされる。
X-Windowでgnuplotを使うには,MATXを起動する前に環境変数
DISPLAYに使っている端末の名前を設定しておく必要がある。
% setenv DISPLAY hostname:0.0
(UNIXの場合の例) % setenv MATXGNUPLOT /usr/local/MaTX/bin/gnuplot (Windowsの場合の例) % set MATXGNUPLOT=c:¥app¥MaTX¥bin¥gnuplot
関数gplot()と関数mgplot()の違いは,gplot()では 1個のウィンドウ(カレントウィンドウ)にしかデータをプロットできないの に対して,mgplot()を使えば,複数の任意のウィンドウにデータを プロットできることである。 つまり,データをプロットしたいウィンドウの番号を第1引数に指定する。
関数mgplot()によって最後にデータをプロットされたウィンドウは, カレントウィンドウとなるので,そのウィンドウにデータをプロット するには,ウィンドウ番号を省略して関数gplot()を使えばよい。
ただし,関数gplot()や関数mgplot()を使うと,ウィンドウ上 の線がクリアされて,新しいデータのみがプロットされる。 古いデータに新しいデータを重ねてプロットするには,後で述べる 関数greplot()や関数mgreplot()を使う。