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gnuplot

gnuplotを使ってデータをプロットするには以下の関数を使う。

   

 
 
表 6.1: グラフィック関数1( gnuplot)
関数名 引数 機能
gplot(Y)    
gplot(X, Y) Array X, Y 線形 x-y プロット
gplot(X, Y, titles) List titles  
gplot(X, Y, titles, cmd) String cmd  
mgplot(win, Y) Integer win  
mgplot(win, X, Y) Array X, Y 線形 x-y プロット
mgplot(win, X, Y, titles) List titles  
mgplot(win, X, Y, titles, cmds) List cmds  

  グラフィック関数 (gplot(), mgplot())使うと, 自動的にgnuplotが起動され,データがプロットされる。 X-Windowでgnuplotを使うには,MATXを起動する前に環境変数 DISPLAYに使っている端末の名前を設定しておく必要がある。    


  % setenv DISPLAY hostname:0.0


また,環境変数MATXGNUPLOTに使用したいgnuplotを指定できる。  


  (UNIXの場合の例)
  % setenv MATXGNUPLOT /usr/local/MaTX/bin/gnuplot

  (Windowsの場合の例)
  % set MATXGNUPLOT=c:¥app¥MaTX¥bin¥gnuplot


関数gplot()と関数mgplot()の違いは,gplot()では 1個のウィンドウ(カレントウィンドウ)にしかデータをプロットできないの に対して,mgplot()を使えば,複数の任意のウィンドウにデータを プロットできることである。 つまり,データをプロットしたいウィンドウの番号を第1引数に指定する。  

関数mgplot()によって最後にデータをプロットされたウィンドウは, カレントウィンドウとなるので,そのウィンドウにデータをプロット するには,ウィンドウ番号を省略して関数gplot()を使えばよい。

ただし,関数gplot()や関数mgplot()を使うと,ウィンドウ上 の線がクリアされて,新しいデータのみがプロットされる。 古いデータに新しいデータを重ねてプロットするには,後で述べる 関数greplot()や関数mgreplot()を使う。



 
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Masanobu KOGA 平成10年8月19日